手間をかけずに美味しい朝ご飯料理を作る方法

お盆の頃になると、昔、祖母が作ってくれていた精進料理を思い出します。

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昔ながらのお盆の精進料理

手間をかけずに美味しい朝ご飯料理を作る方法 お盆の頃になると、昔、祖母が作ってくれていた精進料理を思い出します。子どもの頃のことですから、もう70年も昔のことです。お盆は、今は、月遅れですが、旧暦でしたから、勿論8月でした。13日から16日までのお盆期間中は、月明かりでの墓参でした。庭先で、迎え火を焚いて、家の中には、飾り棚を作って、ご先祖を、あの世からお迎えするのでした。そして、お盆中は、三度三度食事を作って、お供えするのでした。物の無い時代のことですが、70年経っても、その時の精進料理が思い出されます。

祖母の家は、農家でしたから、物の無い時代でも、野菜だけは色々ありました。それでも朝、昼、晩と5品ずつのものを作るのは、大変だったと思います。特に記憶に残っているものは、茄子の甘味噌の田楽、胡瓜の酢の物も甘酢で、缶詰のミカンなどが入っていました。蒟蒻の胡桃和え、インゲンやジャガイモや人参などの煮物、菊の葉や柿の葉や野菜の天麩羅、そして、赤飯などです。私も当時を思い出して、今でも、なすの甘味噌田楽や蒟蒻の胡桃あえなどを作ります。物の無い戦時中は、これらのものは、ごちそうでした。特に戦争末期になると砂糖もなくなりましたから、甘いものは、本当にご馳走だったのです。ご飯も普段は、大豆が入っていたり、粟、麦、稗などの雑穀入りでしたから、赤飯や、白米のご飯は、本当に、ご馳走だったのです。